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ブレーキオイルの交換はとても重要です

今回はブレーキオイルの重要性についてお話ししようかと思いますが・・・

久しぶりに特別講師のトムにお話しいただきましょう!

トム:やぁ!皆さん久しぶりだね!

僕からみんなに質問だ!
車検の時にブレーキオイルはちゃんと交換しているかな?

整備をしていると思う所なんだが・・・
みんなブレーキオイル交換しなさすぎじゃあないかな(;´Д`)?

車種やメーカーにもよるが、1年での交換を推奨している場合もあるから、最低でも車検毎に交換していれば大きなトラブルには発展しにくいはずなんだ!
ただ、そのリスクを理解していない人も多いようだね・・・

オイルに藻のようなものまで浮いているこんなオイルも・・・

新油ならこんなに綺麗なんだよ?

こちらも同様に、交換の前後で透明度の違いがわかるはずだ!

クラッチのフルードだって同様だ!
同じ油脂を使っているからクラッチの踏み心地やクラッチの動作に影響が出る場合だってある!

交換したら気分だって上がる↑ものだぜ?

さて、ここからはなんで交換しなければならないのかを学んでいこうか!

ブレーキオイルは高温にさらされるブレーキ部分に使われるため、高温に耐えうるように沸点が高く設定されている。

だが『吸湿性がある』という弱点も持っているんだ!

エンジンオイル同様、時間経過で劣化はするし、吸湿は進むので交換が必要なんだよ!

ここで問題なのは、本来機密が保たれているブレーキのシステムに水分が混入すると、内部に錆が発生し、そこから漏れが発生することだ!

そうすると更なる悪循環が起こり、ブレーキオイルの漏れによるブレーキの効きの悪化、漏れた部分の腐食など、水分に弱いくせに攻撃性が高い側面が顔を出してくる!

仮に漏れていなくても手に負えないのが水分を吸ったブレーキオイルなんだ!

オイルの種類で異なるが、正常な状態で200℃~300℃程度の沸点を誇るブレーキオイルも水分を吸うと沸点が100℃程まで下がるため、長い坂道などで連続してブレーキを使うと簡単に沸騰してしまうんだ!

そうなるとブレーキペダルを踏んでもちゃんと力が伝わらず、ブレーキの効きが悪なり、危険が迫ったときに効かないなんてことも・・・!
※俗に言うべーパーロック現象

ペダルがフカフカする時はブレーキオイルを交換することで改善される場合だってあるんだぜ!

サーキットを頻繁に走る人や山間部に住んでいる人は『シビアコンディション』にあたるのでマメに交換するのがオススメだ!

ブレーキオイル交換はこうしたリスク回避のため工賃・オイル込5000円~で作業しているので車検毎の交換がおススメだよ!

車検の時はトムに相談してくれよな?

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