ブレーキパットの交換、どれくらいでするべきかという相談をされたことがありますが・・・
正直に言えば車種、年式、乗り方で大きく変わります(;’∀’)
まず車種で変わる理由は車の重さや付いているブレーキの性能で変わるからです
例えば日産で言えば33型フェアレディZや32~37型スカイライン、スバルではインプレッサ、レガシィ、BRZなど、ホンダでいえばタイプRと非タイプRがわかりやすい例ですかね?
もちろんアフターパーツに交換されていた場合でも変わります!
仮に車重が同じであっても、制動力を重視したブレーキは容量が大きいので重い車体でも制動距離を抑えられますが、その分パットやローターの負担は増え、当然摩耗状態も変わります
また、年式を挙げたのは経年劣化でパット面のライニングが炭化して効きが悪くなっている場合があるからです
簡単に言えばサーキットでバンバン使い込んだブレーキパットは熱が入ってボロボロになり使い物にならない、それが急激に訪れるか、数年かけて緩やかに訪れるかの違いです
劣化が進んだライニング材はブレーキを踏んでも本来の効きは得られません・・・
そして乗り方!
これ重要です!
極論ですけど、同じプリウスで俺のは燃費悪いのなんで?っていうのと一緒!
ポンピングブレーキやエンジンブレーキを使い、急制動をかけなければブレーキの負担は減ります!
ハンドルを握っている人がブレーキングに気を配ればそれだけでブレーキ周りの寿命は大きく変わるんですよ!
それこそ同じ車種でも運転者が違い、普段の走行条件が違うだけで2~3万Kmは変わります!
※実際に入庫した車両や自身の調べ
それに交換時期をクルマが教えてくれるのも一つの指標になります!
近年、電気式のセンサーが付いているものはメーター内のインフォメーションに『ブレーキ摩耗あり点検』や『ブレーキ異常点検』などメーカーにより表示は変わりますが、お知らせしてくれますし、ブレーキの警告灯が点灯するのでわかりやすいはずです
ちなみにアナログ式のセンサー(ウェアインジケーター)が付いていれば、これくらいまで減るとブレーキを踏むたびにキーキーなるので音で気づくはずです!
まぁ、わからなければ持ってきてくれれば点検しますからご相談ください!
パットが無くなり、ブレーキローターまでダメにしたら修理部品の費用が高くなり目もあてられません・・・
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