前回フロントフォークのO/Hをしたスカイウェイブ250S(CJ44A)
乗らない期間がちょっとあってフロントフォークに錆が浮いてしまったわけですが、実は乗らないのには理由がありました。
スカイウェイブには有名な癖というか持病がありまして、お困りのスカブーユーザーも多いと思いますが、この車両も走行距離4000キロくらいですが発進時の駆動系のジャダーが出ていました。
加速時に「ガタガタガタッ」と駆動系が滑るような症状で、低速の曲がり角なんかでアクセルをひねった時にコレが出るとバランス崩したりしちゃったりして結構コワイです。
そのせいであんまり乗る気がしなくなっちゃったんですねー。
今回はその辺の改善を目指しながら、ついでにイタズラも少々・・・
リフトに載せて固定をしたら目的の部分にたどり着くまでバラしていきます。
ビックスクーターはカウルが大きくいろいろ隠れているので大変です。
駆動系に冷却風を導入する部分についているフィルターはタンポポの綿毛だらけでした。新品に交換しちゃいます。
駆動系オーバーホールなので不具合部品がないか各部を点検しながらどんどんバラします。
走行距離がまだ4000キロと少ないのでクラッチ、ベルト、プーリーのスライドペグやウェイトローラーも過度の摩耗などもなく全然元気な状態でした。
もちろん汚れはありますので各部清掃していきます。
ココをこう!
特にダメ部品はないのでタンポポフィルターとプーリーのシールだけを新品注文。
やっとここから具体的なジャダー対策に突入できます。
つづく