今回作業する車は…トヨタ・ヴォクシー
メーカー | トヨタ |
車種 | ヴォクシー |
型式 | AZR60 |
年式 | – |
作業写真
お店の近くでトラブルに見舞われたようでそのまま入庫となりましたが・・・
原因はコレ↓
突然ハンドルが重くなり、バッテリーの形の警告灯が点灯したという事ですがこれは非常に危険です!
この車両の場合1本掛け(サーペンタイン式)なのでこれが切れると油圧のパワステ、エンジン冷却水を循環させているウォーターポンプ、発電機であるオルタネーター、エアコンのコンプレッサー全てが機能を停止してしまい、一大事です(;´・ω・)
実際、オーバーヒート気味でサブタンクのクーラントもほとんど残っていませんでした(゚Д゚;)
突然切れる原因は様々ですが、プーリーがロックした場合は更に重症の可能性もありますから一通り点検をしました!
その結果ガタが出ている所やロックしているプーリは無かったので、ベルト自体の劣化の可能性が高いと思われます。
とりあえずベルトを交換し動作を確認!
ロードテストを行い、負荷もかけてみましたが問題はなさそうです
あとがき
今回のように突然のトラブルに見舞われる事もありますが、ベルトなどのゴム部品は劣化状態によらず5年経つ前に交換した方が安全かと思います。(車検でいえば2回に1回を目安)
タイヤもそうですが、目に見える劣化だけでは判断できない部分もありますから注意しましょう!
交換後はチャージランプや他の警告灯が点く事もなく良好です(/・ω・)/
作業時間(目安)
1時間~
作業工賃(目安)
17369円(ベルト交換、クーラント補充、部品を含む)