ウォーズマンのくるま維持り講座!
今回はくるまの心臓部、エンジンで大切な役割を担うスパークプラグに着目してみましょう!
ドナーはモビリオ・スパイク!
皆さん、プラグ交換をした記憶はありますか?
近年は白金プラグ(俗にいうイリジウムプラグ)を純正採用している車種も多く、交換するケースは稀になっているかもしれませんが、エンジンが正常に機能するための3大要素、【イイ点火、イイ圧縮、イイ混合気】で点火に関わる大切な部品なのです!
どれか一つでも欠けるとエンジンがかかりませんので、とても重要なのです(; ・`д・´)
多くの人は『イリジウムプラグは長寿命で10万㌔は交換不要』と思っているかもしれませんが、それは大きな間違いです。
実は、イリジウムプラグには種類があり、大きく分けて2種類あります。
中心電極と外側電極の両方にイリジウムを使っている『両貴金属プラグ』と、中心電極だけにイリジウムを使っている『片貴金属プラグ』とにわけられるのです!
両貴金属プラグは両端に白金を使用しているため長寿命で、軽自動車で5万㌔、普通車で10万キ㌔が交換目安となっています。
片貴金属プラグの場合、点検、交換の時期は通常のプラグと全く同じで、最近では軽自動車の新型車の一部に片貴金属プラグが採用される例があるようです。
長寿命というメリットこそないものの、中心電極が小さいことによる着火性の良さなど、その性能の高さとコストのバランスから、部品の寿命を犠牲にしてこのプラグを採用しているのだと思います。
昨今の軽自動車は限界まで高効率化し燃費の追求を行っているためこうした努力の積み重ねも必要なのでしょう!
ちなみに消耗パーツというと、走行距離に比例して劣化するイメージがありますが、厳密にはそうでない場合も多く、スパークプラグもそれに当てはまります。
実際には走行距離ではなく、エンジンの回転数に比例して劣化します!
高い回転域を常用するスポーツカーやチューニングカーはスパークプラグにとって厳しい条件となるためより注意が必要となるのです( ˘ω˘ )
※軽自動車は排気量が小さいので必要なパワーを発揮させるには、エンジンの回転数を上げてやる必要があります。そのため常用する回転域が高い=点火回数が多いため軽自動車のほうが点検時期の目安は短くなっています
・・・てことはンバァァァーンしている人は要注意ですからね?w
愛車の購入後、1度も交換していないというのなら、寿命を見極めるという点でも点検は必要ですし、状態によっては即交換推奨の場合もありえるのですorz
今回も交換で正解でしたね!
こうした点検、整備のご相談もガレージSDまで!