トム:やぁ!久しぶりだね!こうして皆と話すのはいつぶりかな?
今回はベルトの状態が悪い車があまりにも多いから警鐘を鳴らしに来たんだ!
以前にも紹介したがこの状態のベルトは非常に危険なんだ!
エンジン始動時や冷間時にエンジンからキュルキュルという音が聞こえてくるならそれは交換のサインだよ!
そもそもファンベルトとは何ぞや?という人も多いと思うが・・・
昔はエンジンを冷やすファンを回していたのでファンベルトという呼び方をしていたが、今はほとんどが電動の冷却ファンになっておりそう呼ばれる事も少なくなってきたんだ。
今はオルタネーターベルト、パワーステアリングベルト、クーラーベルトと言う呼び方が一般的だね。
一般的には上記それぞれにベルトがかかっているか1本が複数の補機を回している場合もあるし、1本で全ての補機を回しているものもあるので、それだけでもどれだけ重要な物かわかるはずだ!
切れてしまってはその補機が動かないだけではなく、切れたことにより、ベルトの切れ端が他のベルトを脱線させてしまう事もあるので安心は出来ない!
そうした二次被害の可能性もあるので、本当に注意しなければならないんだよ!
これなんかいつ切れてもおかしくないのがわかるだろう?
最近は電動のパワーステアリングが増えているから、走行中にパワーステアリングのベルトが切れて、ハンドルがあり得ないくらい重くなるようなトラブルも多くはないと思うが・・・
もし曲がろうとした時にそんな事になったら・・・
もしオルタネーターのベルトが切れたら最悪はエンジンが止まり、かからなくなる事だって・・・
そんな事になったら何が起きたかわからずぶつかってしまう可能性だってあるんだ!
こうして取り上げた内容でみれば、車にとってベルトが欠かせない存在なのが良く分かったと思う。
エアコンが効かない、ハンドルが重い、バッテリーが充電されないなどのトラブルに直結するから、ひび割れなどが無くても3~5年では必ず交換した方が安心して乗る事が出来ると思うよ!
自分の身も人の身も守るためにしっかり交換しよう!
何かの作業のついででもいいんだ、点検するからぜひトムに相談してくれ!