以前Z33でよく遊びに来てくれていた、あつし@アテンザイイヨさんがクルマを乗りかえて遊びに来てくれました^^
何に乗り換えたかというと・・・
コレ↓
シボレー・コルベット C7 !!
大迫力のボディです(; ・`д・´)
まさにスーパーな1台です♪
初代から数えるとコルベットももう7世代目なんですね!
先代C6に比べても設計のほとんどが刷新されているのでまるで別物です^^;
どちらかというと欧州のスーパースポーツを連想するつくりですよ!
しかもこのクルマ、エキマニが交換されているので一味違った音を楽しめます♪
今回はオイル交換でご来店なんですが・・・
知らない人はびっくりしちゃうかもw
このエンジン、ドライサンプ方式なんです!
ドライサンプとはなんぞや?
・・・という人のためにちょっとチョメチョメw
まずウエットサンプ(一般的な量販車)に比べ何が違うのか?
・オイルタンクに安定した油量が確保でき、高い旋回Gを受けても安定したオイル供給がなされる前提のエンジン設計が可能になる
⇒要は限界領域が高い、高性能スポーツカー向けという事です!
・オイルタンクの容量を大きくしたり、オイルラインの途中にオイルクーラーを追加することが容易なため、オイルの温度上昇がおさえられる
⇒これも走行性能の追及で出てくる課題です。オイルの冷却効率を上げる上では大きなメリットになりますね!
・スカベンジポンプ(回収ポンプ)によりオイルが回収され、クランクケース内が負圧になるため、クランクシャフトなどによるオイル攪拌抵抗が軽減される
⇒ただ、オイルポンプの大容量化による駆動ロスが増えるので出力を上げる場合は不利になります
・オイルパンの厚みを薄くして、その分だけエンジンの搭載位置を下げることができる
⇒市販車では、この目的のためにドライサンプが採用されることはきわめて少ないですが、水平対向エンジンやロータリーエンジンはドライサンプ化しなくても搭載位置を下げられる利点を持っていますね!
インプレッサなどの動力性能の高さは水平対向エンジンを核としたシンメトリカルAWDの賜物と言えます
ロータリーエンジン搭載車は小型・軽量・ハイパワーと3拍子そろっているのが魅力ですね!
これらの利点のため、レーシングカーや高級スポーツカーなどのエンジンでは、ドライサンプ方式が採用されることが多いです♪
欠点としては、構成が複雑になり部品点数が増えるので・・・
コスト上昇や外部に露出したオイルラインやフィッティング部からのオイル漏れ等のトラブル確率が高くなる傾向にあります^^;
ドライサンプ方式のエンジンは大きく分けて2種類存在します!
通常のオイルパンを使用し、その中にスカベンジポンプを内蔵したタイプと専用の小容量オイルパンと外部に設けたスカベンジポンプを組み合わせたタイプです!
前者はポルシェ・フェラーリの量産車、コルベットZ06などに採用されています
後者は部品点数・信頼性の問題から量販車で採用される事はほとんどなく、まさにレーシングモデル用のシステムと言えますね^^;
それ以外にもオイルパン部分にタンクを設置し、自由落下によるオイル回収とスカベンジポンプによる強制オイル回収を併用するセミ・ドライサンプと呼ばれる方式もあり、水冷化以降のポルシェ911やボクスター、ケイマン、国産車では日産の35型GT-RやレクサスIS-Fなどが採用しています!
まあ簡単に言うと構造が複雑で、オイルが抜けにくいから注意してね!ってことですw←
オイルの消費も多いエンジンなのでオイルの管理は中々シビアです_(:3」∠)_
抜けにくい上、オイル量が多いので交換工賃もディーラーなどでは通常は・・・
驚きの3万円コースwww
当店だと1万円でおつり来ちゃいますけど←
使った油脂はもちろんワコーズPRO-S!
オイル消費が激しいエンジンでその交換工賃を毎回払うのはしんどいですもんねorz
しかし、見れば見るほどやる気になるエクステリア・・・
惚れてまうやろー!www
あ、脱線しますが、コルベット×Snap-onのコラボモデルなんかも存在します♪
ちなみに上の工具箱の大きさはコレの上にもう一個載っかってる感じですwww
柏店に来たことある人なら大きさをそうぞうしやすいかも?
さらにデカいトリプルバンクモデルもあります!
あ、デスクトップチェストなら買いやすいかもしれませんねwww
輸入車の整備もガレージSDまで!