最近車検整備の際にブレーキオイルを交換していて思ったんですが・・・
皆さんブレーキオイル交換しなさすぎじゃありませんか(;´Д`)?
こんなオイルも・・・
新油ならこんなにきれいなんですよ?
ブレーキオイルは高温にさらされるブレーキ部分に使われるため、高温に耐えうるように沸点が高く設定されていますが、『吸湿性がある』という弱点も持ち合わせています!
エンジンオイル同様、時間経過で劣化はしますし、吸湿は進むので交換が必要なわけです!
ここで問題なのは、本来機密が保たれているブレーキのシステムに水分が混入すると、内部に錆が発生し、そこから漏れが発生することなのです!
そうすると更なる悪循環が起こり、ブレーキオイルの漏れによるブレーキの効きの悪化、漏れた部分の腐食など、水分に弱いくせに攻撃性が高いという悪い顔が出てきます^^;
仮に漏れていなくても手におえないのが水分を吸ったブレーキオイルです!
オイルの種類で異なりますが、正常な状態で200℃~300℃程度の沸点を誇るブレーキオイルも水分を吸うと沸点が100℃程まで下がるため、長い坂道などで連続してブレーキを使うと簡単に沸騰してしまいます!
そうなるとブレーキペダルを踏んでもちゃんと力が伝わらず、ブレーキの効きが悪なり、危険が迫ったときに効かないなんてこともあり得ます!
※俗に言うべーパーロック現象
ペダルがフカフカする時はブレーキオイルを交換することで改善されることもあります!
サーキットを頻繁に走行される方や山間部でのお車の使用をされる方は『シビアコンディション』にあたるので豆に交換しましょう!
ブレーキオイル交換はこうしたリスク回避のため5000円(税別・工賃込)でご案内させていただいておりますので、車検毎の交換をおススメします!