トム:やぁ、久しぶりだねみんな!
暑い日が続いているが身体を壊したりしていないかい?
この時期は体調管理に気を配らないと一発KOだぜ?
さて今回はスカイラインのステアリングギヤボックス交換でのやらかし事例なんだが・・・
持ち込み専門店ゆえのあるあるとでも言った方がいいかな?
今回、部品の手配はオーナー自ら行い、ガレージへ直送されてきたわけだが・・・
送られて来た部品はなんと適合しない商品だったんだ!
見ての通り、外観から既に違うのがわかるだろう?
ラック部分では外形が異なるのがわかると思う
ステアリングシャフトのジョイントがつながる部分に至っては高さにして1cm以上の開きがあり、スプライン部分の形状も異なる
寸法の違いがこれだけ大きいとギヤボックスの固定にはガタが出るし、ステアリングシャフトも接続できない・・・
さて、これが本題だが・・・どうしてこうなったか?
答えはシンプルだ、【適合確認をせずにネットで商品を注文した】からだ!
基幹部品や電装部品など、車検証に記載されている情報が無いと適合するかどうかは確認がとれないのが自動車部品における常識なんだ!
今回は【R34型のステアリングギヤボックス】というだけで購入したのが最大の過ちだったわけだ・・・
R34型のスカイラインなんだが・・・
GT-t、GT-R、及び後期で加わったGT-Vのグレードでは車速感応式電子制御パワーステアリングという方式を採用しているんだ。
これはエンジンの回転数に加え、車速を感知してパワステのアシスト力を制御している。
この機構により、低速時の取り回しの良さと、高速時の安定性の両立をしているわけだが・・・
今回はその機構が付いている事がアダとなったわけだ・・・
ちなみにガレージSDでは商品適合を行い、リビルト・新品部品の手配が可能なんだ!
整備や修理の際は車検証を持ってご来店いただければ、部品の見積もりも可能だし、自分で注文して取り違える事の防止にもつながる、一石二鳥というわけだ!
今回の事例も任せてもらえればトラブルを回避できたという事さ!
困った時はまずトムに相談だ!
お問い合わせはガレージSDまで!