今回はアウディのクーラントとサブタンク交換をご紹介!
圧力がかかるタンクに亀裂が多数見られたので、車検整備に合わせて交換を提案させていただきました(^^)/
ちなみにガレージSDではクーラント交換に新兵器を投入!
新兵器はSnap-onのクーラントチャージャーです( *´艸`)
従来のLLC交換は単純に古いものを抜いて新しいものを充填するだけでしたが、近年の車両は通常のエア抜きでは冷却水路内のエアが抜けにくい事も多く、エア抜き作業が大変なケースが目立ちます(;´・ω・)
エア抜きがきちんとされていないと部分的な冷却不良やキャビテーションが起きて故障の原因にもなります。
エア抜きは時間がかかるというところからクーラントの交換は敬遠されがちですが、このマシンを使えばあっという間にクーラントの充填が可能となるのです(`・ω・´)
このマシン、簡単にいえば冷却水路内を真空状態にしてクーラントを水路の隅々まで行き渡らせるというものです。
作業要領としてはこの装置で真空引きをしてレバーをひねれば接続した新しいクーラントが自動的に冷却水路内に充填されるものでその間わずか約60秒!
このあとのエア抜き作業はもちろん不要というクーラント充填の革命的なシステムで、最新のエンジンにとって待ち望まれていたものといえそうです!
冷却水路内を真空に保つ事でリークテスト(漏れの確認)も行えるのでラジェーター交換やタンク交換の際はとても便利です(^^♪
これを機にクーラントの交換を皆さんもしてみてはいかがでしょうか?