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輸入車の故障診断もお任せ!

今回はW221の故障診断をご紹介!

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なんでもABSとESPのチェックランプが点灯して、空気圧センサの異常も出ているそうで・・・

ABSはご存じの方が多いとは思います。

アンチロック・ブレーキ・システムの略称で、急ブレーキをかけた時などにタイヤがロックするのを防ぐことにより、 車両の進行方向の安定性を保ち、また、ハンドル操作で障害物を回避できる可能性を高める装置です!
現在ではほとんどの車両に標準装備されていますよね~

してESPとは・・・?
そんな方にウォーズマンがちょっと解説!

メルセデスやアウディにお乗りの方はピンと来るとは思いますが・・・
コレはボッシュ社が開発し、メルセデスがいち早く導入、実用化をしたエレクトロニック・スタビリティ・プログラムというもので、一種の横滑り防止装置です!

たとえばスピードを出しすぎてカーブに入った時や、とびだしに反応して急にハンドルを切った時は、走行状況によってはスピン状態に陥ります。

ESPというシステムは、まず車体がこの状況に入る直前の状態を電気的に感知する優れものです!

ハンドルの切れ角を検知する舵角センサーの情報、速度センサー、アクセル開度センサーの情報を収集し、

ABSでも使用している車輪速センサーの回転差情報や、車体の姿勢変化(ヨーレート&Gセンサーの情報等)と合わせ車両がコントロール不能になるかを総合判定する機能なのです!

国産車でいう所のTRCとVSC両方の役割を担う部分と言えばいいんでしょうか?

そんな安全装置の基幹部分なわけでコレはよろしくない!
上記のような状況で、正常に機能しなかったら大惨事につながるかもしれません!

そんなわけで点検を進めて行くわけですが・・・
既に犯人にピンと来ていたワタスですw

テスターをあててみたところ・・・
ビンゴ!
やはりスピードセンサーでしたか^^;

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この車両の場合、スピードセンサーは車輪速(ABS制御、ESP制御などで用いる)、空気圧(他との外径差が大きくなると回転差が大きくなるため)の情報をコントロールユニットに送る役割があるのでおそらくそうかとは思っていましたが・・・

点検したところ外的損傷は無く良好!
※このセンサーは磁気NGなので取り扱いは注意しましょう

清掃して再度テストしましたが同じ故障コードの入力が・・・
こうなってくるとスピードセンサーの交換とコントロールユニットのプログラミングが必要になるので覚悟を決めてください←

輸入車の多くは早くからCAN通信を取り入れており、コンピューターの制御が細分化されています。
そのため、皆さんが普段使っているPCだと思ってもらうとわかりやすいかもしれません。
更新プログラムはちょいちょいリリースされますし、不具合が多発している部分は部品が変わり、プログラムが変更になっている事も多いです。

そのためマメに管理、点検を行っておかないと後で大変な事になる場合も・・・

今回はスピードセンサーを4輪全て交換し、プログラミングを実施することで正常な状態に戻りました!
料金は・・・
聞かないでくださいw
スピードセンサー高いっす^^;

故障診断のご相談もガレージSDまで!

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