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スカイウェイブ 駆動系O/H  ジャダー対策 その②

スカイウェイブ 駆動系O/H のつづきです。

加速時のガタガタの原因は、色々と調べても「ベルトが滑ってる!」という意見と「遠心クラッチが・・・」という意見の2通りがほとんどのようです。

スクーター界で絶大な支持を得ている星野設計さんのアドバイスでは「クラッチのミートとったらいいよー」との事だったので、今回の対策方針としてはハイプリによるクラッチミートの高回転化とクラッチの接点出しの2点攻めでいきます。

左が外したノーマルで、右が星野設計さん製作のハイプーリー

ハイスピードプーリーはウェイトローラー替えないと意味がないのでローラーも星野設計さんで揃えてもらいました。

加工前のクラッチシューはこれ。

大きめに面取りをしていきます。

クラッチシューは回転方向に対してリーディング側に開くので、ダストを排出する方向へ斜めに溝を切ります。完成形はこんな感じで、3つとも加工してそれとともにホイール側もペーパーをかけて面出ししておきます。

グリスアップや清掃しながら組み戻していって、やっとお楽しみの試乗タイム。

まずハイスピードプーリーの威力にかなりびっくりしました! 発進加速が劇的に改善しました。もともとDOHCの高性能エンジンのはずなのに、スカイウェイブは全般的に発進がもっさりしている印象ですが、潜在能力が目覚めた感じです!

ジャダーも改善されて発信加速が気持ちよく伸びていきます。

このプーリーはクラッチミートの高回転化のわりに燃費はそれほど変わらないらしいです。この加速の気持ち良さはかなりお勧めです。

現在、施工後まだ走行200キロ程度ですが、今のところジャダーも再発せず気持ちよく乗られているそうです。

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